知能指数(IQ)にはさまざまな算出方法がありますが、現代では正規分布が基本に採用されています。
IQの計算式
正規分布を採用した知能指数は偏差知能指数(DIQ)といい、平均値を100、標準偏差を15として算出されるのが一般的です。
DIQの算出公式
偏差知能指数 = 100 + 15 × {(個人の得点 – 同年齢集団の平均得点) ÷ 同年齢集団の標準偏差}
当サイトでは、被験者はすべて16歳以上と仮定されてIQが計算されています。
計算例
あるテストを5人が受け、それぞれ以下の得点を取ったとします。
各点数
30点、40点、50点、50点、80点
この場合の平均点は、
平均点
(30+40+50+50+80)÷5 = 50点
標準偏差は、各値と平均値の差を2乗した値の合計値を−2乗すると出るので、
標準偏差
{(30-50)^2+(40-50)^2+(50-50)^2+(50-50)^2+(80-50)^2}^(-2)
=(400+100+0+0+900)^(-2)
=1400^(-2)
≒37.42
仮に80点の人の偏差知能指数を求めるとしたら
偏差知能指数
100+15×{(80-50)÷37.42}
=100+15×30÷37.42
=100+12.03
≒112
となるため、80点を取った人のIQは「112」であると算出できます。
IQを高めるには?
IQを高めるためにおすすめなのが、ルービックキューブです。
ルービックキューブは脳の様々な部分を活動させるため、IQが向上する可能性があります。
1. 論理的思考力の向上
ルービックキューブを解くためには、論理的な思考が必要です。
キューブを解くプロセスで論理的思考力が鍛えられ、問題解決能力の向上が期待されます。
2. 記憶力・集中力の強化
ルービックキューブを効率よく解くためには、様々なパターンと手順を覚える必要があります。
これにより、記憶力と集中力が強化されるでしょう。
3. 空間認識能力の発展
ルービックキューブは立体パズルです。
そのためこれを解く過程で、空間認識能力が発展する可能性があります。